昨日はおともだちのKさんの夏休み(薄ら笑い)に付き合い、葛西臨海水族園に行って参りました。
今月、ホント遊んでばっかですな…。あああ、宿題、宿題…。
いや、忘れてる訳では無いのですが。(汗)
日程2択の内、週間予報をチェックしまして「月曜の方がお天気良さそう」と話して居たのですが、Kさんのお仕事の都合により急遽金曜に。
しましたらば、見事に一日雨でしたねぇ、ふ、ふふふふふ…。
コレをネタにちくちくとKさんを虐める事、実に丸一日。
いえ、Kさんは虐められる事に悦びを感じられる方なので、これはある種の高度に発達したコミュニケーションなのです。ええ、ええ。
(なんか最近すっかりこんなんですが、まあしれっと気づかない振りを。)
新木場で待ち合わせまして、園に辿り着きましたらば、ちょうど秋の遠足シーズンと云うヤツでしょうか。
そこかしこに幼稚園児さんやら小学生の団体さんが多数で。ぱらぱらと中高生の姿も有りましたね。
少し戦慄いたしましたが、ちょうど引き上げる時間だったかも知れません。
人が多いとはいえ、さすがに平日ですので水槽も見やすかったですね。
基本的にお魚好きのワタクシですので、葛西はこれまでに何度も訪れているのですが、西方の出身のKさんはお初でございまして、「そんな方には是非コレを見せなくては!!」とマグロの給餌ショー(?)を狙っての訪園。
時間まではゆるゆると小(つってもデカい)水槽など眺めて過ごします。
■入り口入って階段下った所の水槽
確かにマグロ…の仲間ですが小ぶりです。カツオなどなど。
昔はもっと大きなマグロがぐるぐるしていた筈ですが。はて…?
■世界中のお魚
が展示されて居ります。
たまたまガイドの職員さんと一緒の方々とタイミングが一緒になりましたが、ぽろぽろ聞こえて来たお話に寄ると、職員さんが直接現地に出向いて採取された固体もあるとか。
何か物凄い奥地にまで行ったようなお話もされておられましたが。
特に海草に多かったのですが、水槽に貼ってある案内に寄りましても「○○の一種」と云う表記も多数。
海は深い。広い。のですよね。
■何かツボに入ったらしき水槽。
さて、おさかな(?)はどこでしょう?
ふよふよ
ふよふよふよ
そうこうして居るうちに14:30、マグロの給餌のお時間です。
アクアシアターへGO!!
しましたらココに居たのですね、大物は!!!
うわぁ、シャッタースピードがぁ!!
時速80km程度だそうでございます。
給餌の前に解説員さんに寄る解説がございます。
それに寄りますと、
・マグロは泳ぎ続けないと死んでしまいます。(口からエラへと水流を流し続けないと窒息死。)
・日本の南で生まれ、闇雲に北上、南下を繰り返します。
・たまに出るアホの子はアメリカ大陸まで行っちまいます。
イイ!!マグロイイ!!ヘ(゚∀゚ヘ)
この猪突猛進っぷり、痺れますねぇ!!
うわぁ~…、と深く親近感を覚えたりいたしましたよ。もお大好き。(笑)
■とか言っているうちにランチタイーム。
エサはアジ、エビ類、イカ切り身、ゲソなど。一日80kg~120kg程度だそうでございます。
Kさんは「意外と少ない」とか言って居られましたが、それだけの量のイカ剥いて切るのヤですよ?^^;
生き物と云うよりは何か機械染みて見えると言いますか、銀色にきらきらした鋼鉄のようで、マグロは本当に綺麗だと思います。
実は大きすぎる魚は少し苦手なのですが、コイツらは恐らく魚の中でも高次に進化している故か、さほど怖くはありません。
むしろ一緒に泳ぎたいかも、とか思いますね。
しかし、同時にワタクシの脳裏に甦るのは先日函館の「山吹」さんでの記憶。ああ、中トロ…。
ひとしきりマグロを堪能いたしましたら引き続き小水槽を見学。
深海水槽にはカニエビが一杯。
カニ・エビ・ムツ・キンメダイなどなどが一緒に詰まった水槽もありまして、もうそのまんま鍋セットかと。
■表の潮溜まり
にはタッチングプールなどもございます。
躾のなっていないちびっこに教育的指導を与えつつ(笑)、ムラサキウニ発見。
いや、もうこの日はどうやらワタクシと一緒にみーこさんも着いて来たらしく、何でも美味しそうに見えましたにゃー。
■フェアリーペンギンとオトンと時々オカン(謎)
ペンギンの給餌時間にも行き逢いました。やはり人気者。人だかりが違います。
この飼育係のオトーさんはペンギンさん達にモテモテでもうどうしようもないカンジでございましたねぇ。
しかしこのフェアリーペンギン、カワイイのですが小ささ脆弱さゆえ、いとも容易く他の動物の餌食になってしまうのだそうでございます。
少し生き方考え直しなさいよ、と小一時間。(笑)
■ケルプの森
カリフォルニアの海の中です。
少しキレイに撮れましたのでご案内。
他にもぺとぺとした質感のカエルウオやら、エイリアンのようなイセエビの脱皮後の殻が展示してあったり、ウミホタルを電気ショック責めにして「ほーら、キレイでしょ?」と光らせるサドい小実験なども行われたりしております。
お好きな方には堪らないスポットですので、お魚好きの皆さま、是非どうぞ。
(どんな勧め方。^^;)
再びアクアシアターに戻ってゆるゆるとマグロの回遊を眺めているうちに閉園時間、追い出されましてございます。
…が、そのまま野生の衝動と云いますか、みーこさんに導かれるままに夕食は当然マグロの食せる居酒屋へ。
さすがに日和って焼酎お湯割りをちみちみ舐めつつ、刺盛りを堪能。
日本人に生まれて良かったねぇ…。
っと、ああ、今ふと思ってしまいましたが。
ワタシの海好き、お魚好きって、いつか
深淵に還ってしまう前兆ではありませんよねぇ…?(;´Д`)
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そう云えばKさんに北海道土産の六花亭は「
ストロベリーチョコ」を持参。
こちらはフリーズドライにした丸ごと苺をホワイトチョコでコーティングした物なのですが、渡す時に
「コレ、かふって噛むとフリーズドライの苺粉が喉の奥にふわーっとなって窒息しそうになるから気を付けて」
と説明しましたらば、
「なんという拷問器具を!!」
と悦んで戴きました。
いやぁ、わざわざ買って来た甲斐があったと云うものですねぇ、ふふふ…。